先ほどご説明したように、ご希望の家具配置をお聞きし終わったところで大きな家具から基本的には搬入を始めます。
戸建ての2Fや3Fへの吊り作業や階段での搬入作業は作業員も非常に気を使います。とてもダンボールと同じようなモードでは運べないので、ゆっくり丁寧に搬入していくのです。吊り作業は人力で行う場合がほとんどですが、枝や電線などの障害物があったり、かなり重量のある冷蔵庫だったりする場合はユニックなどの重機を使う場合もあります。
各部屋に家具類をご希望どおりの設置し終わった段階で、全ての家具の配置が良いかどうか、配置換えの希望がないかの確認があると思います。この段階で配置換え変更の希望が出てきた場合は遠慮せずに作業員に伝えましょう。くれぐれもダンボールを入れ終わったタイミングまで待つことは無い様にしてください。
作業員の数や荷物の構成割合にもよりますが、家具を運んでいる間に平行して小物の搬入を行う場合もあります。ここが意外と皆さんから見た作業全体の印象を決め兼ねないほど重要なのです。
基本的に作業員は引越しを早く終わらせようと努力します。大きな家具を運んでいる間に余っている作業員が独りで運べる小物などを運ぶ場合があるのですが、その際に行き先が書いているダンボール以外のモノを運ぶ際に、それを皆さんにお聞きすることになります。その時に皆さんは家具の配置や確認などに目一杯集中されています。そこへ小物の行き先確認がしつこく来ると、凄くあおられている印象をもたれます。
そのあたりの皆さんの大変さを理解して作業に取り組める業者さんを選択したいものです。
また、大きな家具の搬入作業の際に耐震マットの設置サービスを行う業者さんもあります。見積もり時点で確認するようにしましょう。 |